足立美術館 (苔庭)パブリックサービス
地元出身の実業家、足立全康氏設立の美術館。広大で美しい庭園の一部を、五代目小島佐一が足立氏と共同で設計、施工。樹木が斜めに植わっているのが大きな特徴。これは佐一の哲学によるもので、「山の斜面に生まれ育った木を平坦地に持ってきてまっすぐに植えると、樹木にとっては大変な苦痛となるはず。肩が重いとか、腰が痛いという木々の声を聴きながら作庭している」という。米国の日本庭園専門雑誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』による日本庭園ランキング(Shiosai Ranking)では、本美術館庭園を初回の2003年から21年連続で日本一に選出している。(2024年現在)